街訪 足立区千住1・2・3丁目 
(活気ある宿場町に残る昭和)

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かつては、日光街道の宿場町として栄えてきた千住。今では鉄道が5路線乗り入れ各方面へのアクセスも良くベッドタウンとしても人気の高いエリアである。
下町きっての繁華街を有し人の出入りがひっきりなしな街である。

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駅から数分あるけばもう繁華街ではなく下町らしいこんな路地が至る所でみられる。

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駅周辺の商業施設から離れればこんな人情味あふれる商店街が。
どの店を見ても安価で生活しやすそうな雰囲気が漂う。

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写真館だっただろう建物。二階窓部分が特徴的だ。

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昭和30年築だそうです。
今では見なくなった飴専門店。下町にはこんな雰囲気の店が数多くある。

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古めかしいアパート。
奥に写る高層ビルとの対照が面白い。

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トタンの錆具合がいい感じの店舗だっただろう建物。

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こちらも昭和30年頃の建物だろう。

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二階の欄干部分が歴史を感じさせる。

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格子部分が昔ながらで玄関先の植物との絵的感が素晴らしい。

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宿場町だった名残りか。
商店街にはこんな感じの建物がいくつかあった。

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商店街から横へ抜ける路地も味わい深いものだった。

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何故か宿場町には一件は存在する履物店。
現在でも履物として看板を上げているのがとてもいい感じだ。

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モダンな造りで歴史感を感じる建物。
歯医者だった。

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古い建物もそうだが横の看板が千住食糧販売とある。
廃墟なのか少しさびしい感じがする。

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木造の家屋。
まだ現役で住まわれている感じがした。

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二階部分が低い造りの建物。
現在ではあまり見ない造りだ。

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一本路地を入ると飲食店が軒を連ねる。
昭和の雰囲気が漂う繁華街の匂いがした。

千住 北千住の駅を西側に降りて日光街道までの間にいろいろな雰囲気の物が凝縮されていた。
駅前の賑やかさを残しつつ商店街へ入ると地元密着の店舗が連なり、路地を入れば飲食店のネオンがきらびやかに演出されている。 狭い地域の中にこんなにも楽しめる物が凝縮されているのは都内ではここだけではないだろうか? さすがに乗降客が都内有数の駅というのもうなずける。
しかも物価が安いように感じた。飲食店のどの店も一般的なお店より2割くらい安いのではなかろうか。

そんな街だからこそ人が集まるのに共感を持てた。