街訪 台東区橋場2丁目(本物を見れる下町を発見)

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橋場 大正二年まで隅田川を往来する橋場の渡しが存在しその名残りと言われている。
今となっては白髭橋という立派な橋が建ち荒川区、墨田区、台東区が隣接する場所だ。

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玄関先の植物と木製引き戸が下町を象徴している。

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下町に数多くあっただろう長屋。
今ではほとんど見なくなってしまった。

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かなり年季の入った建物だ。
風化している所もあるがまだ住んでいるだろう物だ。

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平屋の古い建物。
石塀で見えづらいが相当古いものだろう。

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壁は新しく見えるが正面部分は年季を感じる。

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恐らく昭和初期のものだろう。
継ぎはぎ感、壊れかけ感が歴史を感じる。

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角度を変えてもう一枚。
ここが東京都は思えない風景だ。

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建物間はすっきりとしている。

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市松模様の木組み引き戸と小窓の面格子がいい感じだ。

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建物一部が古い感じでアンバランスだが残っていること自体が奇跡の物だと感じた。

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高い石塀の向こうには古い建物が身をひそめていた。


橋場  バスで移動中に発見した場所であったが非常に奥深い場所だった。向島、南千住、浅草に挟まれた地味な場所だが下町風情を残している場所だった。交通の便がいまいちなのか近代化は進んでいない。
そんな雰囲気を残していきたい場所でもある。もしかすると本物の下町がここにはあるかもしれない。